ひこばえ「蘖」にばんぼ「2番穂」となみ野の農地に映える☆彡
稲の2期作か?いや、違います!!
富山県砺波平野は古来から穀倉地帯として国内の食料自給率確保に貢献し、国内有数の種もみ産地を有する土地柄ですが、最近は高収益作物の作付をかかげられ、玉ねぎ栽培も定着し安定供給の実現実施途上にあるものと認識している処です・・・。
最近の砺波平野の農地「田圃」を横目に運転していると、稲作の刈り取りが終わっている季節なのにたわわに稲穂の実りを目にするもの、車から降りて稲穂を採取してみました。
なんと、実が詰まった玄米と確認したものです。
玄米とは → https://panasonic.jp/life/food/110088.html
アメブロ → https://ameblo.jp/shiroemodon/entry-12216689760.html
ひこばえとは → https://okomemirai.jp/useful/news/article01454/
この光景の理由を伺いました!!
稲の株丈こそ膝下位だが稲穂の頭が垂れるほどの成育ぶりに、「もう1回収穫できそう!!」と素人なりの感覚を得たもの、早速営農事業者を尋ねました。👣
今年は灼熱の天候の元、その事が影響しているとのこと、刈り取り後も稲の株はしっかりしていて、新たな穂を付けたものとのこと。例年起こる現象だが、今年は目立って多いそうです。その昔はこの2番穂「にばんぼ」も丁寧に収穫し食用や家畜用として収穫した頃もあったそうですが、最近はしないそうです。
特に種場(たなば)では来年度の作付けの品質にも影響を及ぼすので、早い段階で「秋起こし」を行い2番穂「にばんぼ」を生やさない作業が行われていると伺いました。
国内有数の種場 → https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/1155839
確かに粗起こし完了の田圃も目にしますが、そういうことだったのですね!!
気候変動の余波がここにも現象として現れ、その事に対しても対策がとられているという事。
(害虫予防と品質確保)
気候変動の一端を垣間見たもの・・・
11月も中盤となり先日は庄川のゆず祭りも開催されたこの時期ですが、砺波平野のこの時期のこの光景の一端を理解したものです。
本件監修「グリーンファーム荒木」でのこの時期
本件監修のグリーンファーム荒木さんでは、この時期、トラクターの天敵と言われる石の破砕作業に余念無き処・・・
トラクターのアタッチメントに石の破砕機(ストーンクラッシャー)を取り付け圃場整備作業をしておられました。「こんな機械があるんだ!!」
思わず見入ったもの👀
2番穂も荒木氏もこの環境に「自然環境」「営農環境」果敢に臨むDNAは健在と感じたものです・・・。