2019年05月11日
「ワクノウチ」砺波の伝統的家屋について!!
「ワクノウチ」づくりとは、広間型民家に見られる構造で、架構構造「かこうこうぞう」というらしい。
上大黒柱と下大黒柱の間にウシと呼ばれる太い横梁を渡し、この上に梁間物(はりまもん)という縦梁を直行させて架ける。
さらに、ウシ方向に、ハリヤスミを一間おきにすえ、その上に梁間方向にイタナラシを3尺(約90㎝)渡し、板又は丸竹の天木舞(あまごーまい)をウシ方向に張り、その上に菰(こも)
を張ってこれを天の床とする。
ヒラモンの背高は1尺(30㎝)以上で四方をヒラモンで囲った。ヒラモンの上は天井まで2枚の広い貫きで固めその間は白壁とする。このような枠組構造を「ワクノウチ」といっている。
「ワクノウチ」の大きさが家格の象徴とされたそうです。
材料は総ケヤキを最高とし、スギ、アテ、マツなどが使われ、見えるところは全て漆塗りである。。。
となみ散居村ミュージアムで不動産の無料相談会を実施したが、あらためて「ワクノウチ」を学んだ。。。。。
となみ散居村ミュージアム伝統館 → https://sankyoson.com/tour/tradition.html