柳瀬空き家を考える会が開催された 「第1回」
5月26日(日)この時期は田植えも一段落し、草刈りやら家の周辺の整備やら何かと気忙しい時期を皆一様に過ごされる中、柳瀬ふれあいセンターにて令和元年度「第1回柳瀬空き家を考える会」が開催された。「私だけ参加できませんでした。申し訳ございません。」
皆様もご承知のとおり全国各地でも深刻な課題としてそれぞれに取り組みがなされていますがこの柳瀬地区も例外なく取り組んでおられる。
平成28年度より具体的な施策を実施され、今日まで事例を重ねられており現状の把握と今後の方向性の確認をなされました。
平成28年度には空き家の調査・把握そして空き家管理者に対して砺波市での空き家情報バンクや補助制度等の概要を郵便物にて送付されました。
平成29年度には空き家管理者・所有者に「今後の維持管理等」のアンケートを発送され100%の回収ではありませんが個別状況の把握が行われた。
また、自らの企画として出前講座を開催(旧柳瀬9地区)され地域住民への理解や認識を頂く取り組みもなされた。
30年度には個別案件ですが、地元のパナソニックさまによる外国人技能実習生宿舎受け入れによる取り組みと実施が行われました。
空き家管理者・地元企業様・地区・そして物件隣接者方々の相互理解による事例を築いた。
「空き家」→「賃貸住宅」
又、空き家管理者に発送したアンケートにより、「解体更地→売却」となった事例も重ねた。この案件は既に売買契約が締結され、地区外からの居住者を受け入れるまでの状況となっている。(一般住宅の新築)
出来過ぎた話を望んでいる訳ではありません。個別要因のとても強いこの空き家・空地の現象をどのように理解し関わっていくのか!!
空き家管理者(所有者や相続人等)は勿論、今は関りがなくても将来的に関わる事も踏まえこの課題には意識を向けて頂きたい。
「柳瀬地区空き家を考える会」では地区として取り組んできた事の現状を踏まえ、組織の設立や振興会との連携・活動の方向性やビジョン策定等
次の段階への実施に踏み込まれている。ボランティアでは続かないことの理解もなされている。
「地域の利益」を最優先に考える方々が共に活動し続けられる会であることは間違いない!!
高齢化社会のことも、地域の防犯・防火防災のことも少子化のこと等も其々に違いはあるように感じるが、共通点もあるように思う。
この柳瀬地区のように今の取り組み姿勢そのものが空き家・空地の対策事例そのものである事を再認識したい。
直ぐに結論の出ない・出せない案件のほうが多いと思いますが時の経過を無駄にしない施策を「第2回柳瀬空き家を考える会」に繋ぎたい。
柳瀬地区空き家の個数:14戸(H23) → 29戸(H28) → 19戸(H31)
増えたとか減ったという事だけではなく、取り組みがなされている!という事。この地区は体系的に物事を進める考え方、データ、現状認識などがしっかりできている。次の段階へ進める基礎ができている。。。。