福岡消防署(高岡市)からの予防査察実施について(予防啓発)
アパート等建物管理において欠かせないのが消防設備点検と報告です。
建物の構造や規模、面積等により法定点検が義務付けられている。。。。消防設備業者(民間)さんに委託をするのが一番確実です。
消火器の期限の点検や、煙探知機の設置、電池の確認、自動火災報知機や防火扉の稼働点検及び消防署に提出の報告書作成まで、管理会社以外にて実施する事に意味がある。
自前の点検報告では、やはり甘さが露呈してしまう。「実際に火災が発生した時の事前察知や早期避難により人命を確保する」事を予め設備を設ける事により対策が行われているということ。。。
今回も高岡市内の共同住宅(2DK×8室)にて消防署による予防査察を頂きました。事前に日時を約束頂き現場の状況を消防職員の方々の目視による確認を頂きました。階段周りから建物外周も含む危険個所の確認や法定設置義務のある消火器等の現場確認が行なわれました。
今回は特段の指示事項は有りませんでしたが、本年8月には3年に1度の点検報告期日がきますのでその提出を口頭にて指示頂きました。
消防点検が実施されているから火災が起きても大丈夫です!!という事ではありませんが消防署・設備業者・オーナーさま・入居者さま・管理会社共に防火・防災の注意喚起と日頃の予防意識は忘れてはいけない。。。
消防職員の方々は必ず消防ポンプ車両乗車により2名以上で現場査察を行われます。これは有事の際(災害発生)即現地急行できる体制をとっておられるからです。24時間365日交代勤務の合間を計画的に現地査察頂いております。
痛ましい火災発生の映像を目にすると居たたまれない状況を感じるるのは万民皆同じです。普段見慣れた階段・廊下の消火器や煙探知機の電池の確認等、たまに意識して確認頂く事を入居者様にもお願い致します。