富山県宅地建物取引業暴力団等対策協議会開催される!!
宅建協会富山県本部2階会議室で行なわれた「第29回富山県宅地建物取引業暴力団等対策協議会」。
出席者は富山県警察本部刑事部・富山県暴力追放運動推進センター・富山県土木部建築住宅課そして当協会役員各位22名での協議会だった。
宅建協会でも反社会的勢力の排除を推進しており契約締結に関しては「反社会的勢力の排除条項」の説明はもとより、事前調査や契約者の照会等をケースにより実施し、排除に向けた取り組みがなされている。
(公社)富山県宅地建物取引業協会HP → http://www.toyama-takken.com/
富山県警本部からは「最近の暴力団の動向について」パワーポイントにより分かりやすく解説を頂きました。
最大勢力と言われた6代目山口組が短期間で3団体に分裂したことに起因する対立抗争の現状を改めて認識したところです。。。。
暴力団追放!「三ない運動+1」の推進、を改めて認識してきました。
①暴力団を「利用しない」②暴力団を「恐れない」③暴力団に「金を出さない」+1で暴力団と「交際しないい」ということです。暴力団が恐れているもの、それは、あなたの暴力団を恐れない「勇気」なのです。。
とも教わった。。。📖
困った時の相談窓口も全県にございます。最寄りの警察署や交番も常に受け付けて頂けます。
富山県暴力追放運動推進センター HP → https://www.toyama-boutsui.or.jp/
今回も、暴力団排除に取り組む事業者に対する暴力団情報の適切な提供と保護対策の強化の一環と捉え参加させて頂いたが、暴力団構成員等の推移のグラフを見ても年々構成員の数が減ってきている実情がある。
平成30年では構成員15,600人準構成員14,900人合計30,500人との報告がありました。
因みに砺波市の人口は48,309人(令和2年1月末時点)である。平成27年の構成員・準構成員は46,900人
との状況。
暴力団員の社会復帰対策の推進もなされており、平成30年は640名が暴力団から離脱する事が出来たという成果報告も伺った。
「どちらかというと暴力団には程遠い砺波地方」という認識でいるが、暴力団等に対する基本的対応要領の大原則は、「不当要求を受けた場合担当者一人で対応したり担当者1人に責任を押し付けることなく組織としての体制作りにより応対するのが対応の基本」と教わった。
日頃からトップが危機管理の基本方針と姿勢を示し、担当者が気楽に相談・報告出来る雰囲気造りを行うことが大事です!とも教わった。その通りです!!暴力団対策だけでなくリスク対策としての共通事項です。