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社長ブログ

2020年02月22日

「建物解体」なら㈱ 野手組 昨今の実情!!

 「人口減少」・「空き家相談会」・「空き家にしない取り組み」等社会問題として最近特に関心がもたれる昨今の現実・実情。

当社窓口でも、空き家相談や売却相談が常態化している現実があります。連動するのが建物解体という事。

解体現場の実情を取材してみた。施工現場:砺波市平成町 解体業者:株式会社 野手組

事前に市役所窓口に建物解体の届け出がなされ許可を得られます。

水道・下水道・電気・電話・埋設物の状況確認から隣接者・近接者・地元自治会への工程報告と安全対策は必須条件となる。

 「建物解体」産業廃棄物としての処分となるが引き取り手側にも事情がある。環境問題に対する法整備が引き締まり、とても細かい仕分け作業により処理先が分けられる。国内では終末処理が不可能とされる廃棄物もあると伺った。

解体現場では重機「主に油圧ショベル」と言われる建設機械によりアタッチメント交換を行い工程が進んでいく。。。。。

各種アタッチメントの特徴

〇グラップル(油圧フォーク)つかむ 移動する 積み込む等

グラップル

 

〇クラッシャー(圧砕機)コンクリートや鉄骨等を掴んで砕く

クラッシャー

 

〇ブレーカー(振動機)振動を与え砕く

ブレーカー

 

〇スケルトンバケット すきとり・仕分け・積み込み等

スケルトンバケット

〇法面兼用バケット 整地・すきとり・運搬など

20年位前は何でもまとめて処理されていたが、昨今は瓦・外壁材・内装材・木材・ステンレス・鉄・ガラス・アルミ・ビニール等の仕分け作業が、手作業とまではいかないがかなり細分化されている実情がある。

そこに係る手間を見る限り解体費コスト増の実情が見えてきます。

これだけの作業がなされるにはコストがかかる!!木材を田んぼで燃やす事等あり得ない!!

整然と仕分けされた解体現場

この解体現場の建物も基礎・建て方・屋根施行・内装・設備施工と新築されてきたが、解体はその逆工程をたどるもの。。。。手間暇かけて造ったが、手間暇かけて解体される。解体後は各部材の終末処理が残っている。解体費用の見積もりを見ると「高いなぁ~!!」と思うが現場の事情を見ると「見積もり金額の実情」が腑に落ちるもの。納得・納得・仕方ないわ!!💦

新築 → 解体 → 次なる用途への移行 と在り方の変化による状況の変化が伺われる。

生活レベルの向上により人間にとって随分と便利な生活環境となりましたが、逆の意味での「環境問題」に直面している。悪くなることはあっても良くなることは無いような気がする。

後世に残す「もの」について各々が意識を高めなければいけないという現実がある。

解体費用のコスト増はその一例にすぎない。。。。。

㈱野手組さんの強みは土木事業を専門としており、解体・更地そして造成を踏まえた一連の施工を任せられるところである。工期も効率的であり重機の回送も1度で済み、結果として費用が抑えられる。。。。

安全・丁寧・経済的と3拍子揃うところである。。。。☆彡