「やなぜ空き家ねっと」一般社団法人設立のご案内!!
令和2年4月5日(日)水稲圃場の粗起こしも概ね済まされた柳瀬地区、柳瀬ふれあいセンターにおいて「一般社団法人”やなぜ空き家ねっと”」の設立総会がしめやかに執り行われました。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響も配慮され、規模を縮小しての設立総会となりましたが、報道陣各社のお力添えも頂きながら、地域の空き家に関係する諸課題への対応として意識の高揚・拡大に繋げたい・・・。
北日本新聞社webun → https://webun.jp/item/7651317
日テレNEWS24 → https://www.news24.jp/nnn/news8696900.html
KNB WEB → https://www.knb.ne.jp/nnn/news16312424.html
北國新聞4/5 → https://www.hokkoku.co.jp/subpage/T20200403203.htm
全国的にも地域における大きな課題としてのこの空き家問題は、柳瀬地区でも例外なき現状があり、平成28年4月「柳瀬地区”空き家を考える会”」が設立され、空き家・空き地の把握、個別の実情把握等がなされてきました。
今回 法人設立にあたり、代表理事である長谷川 徹氏より、「行政にもできない、民間業者にもできないこの事について当該地区として積極的且つ具体的に取り組み、課題克服に努めたい!!」とのご挨拶がありました。
設立総会後、勉強会が開催され現状認識と今後の行動指針が説明された。
現状認識については、地区別の空き家戸数、経緯・経過が把握されており、個別私的財産ではあるが、地区としてこの現状をご所有者と共に克服しようとする姿勢が伺われる内容と改めて認識を深めたところです。
この法人の活動は、意識改革プロジェクトとして以下の方針を掲げています。
・空き家所有者等への「地域情報」の発信
・空き家所有者等への相談窓口
・空き家・空き地の定期巡回及び維持管理
・空き家情報バンク登録、有効活用支援
・将来、空き家を増やさない為のセミナーの開催
・地区の活性化、経済活動を創出
また 運営・活動の継続についてはビジネスモデルの展開についても具体的に体系図として明文化されています。
空き家所有者は、売主となり、貸主となられるケースがあります。将来は当地区にもどられる所有者(管理者)という立場もございます。不動産業者や建設・建築事業者・商工会議所や観光協会等各種専門業者を介してのマッチング機会の提供(情報提供)も行います。空き家所有者との合意を前提とした、空き家管理料(定期巡回・除草作業)、荷物処分サポート料などの受領も行います。空き家所有者が真に必要とする情報提供や役務の提供を行いますが、対価受領も行います。この双方の理解による空き家・空き地への取り組みこそが地域の利益に繋がるとの理念から、この営利法人が設立されました。
地域の事は地域で守る、自主的に行うことこそ、先人ご先祖さまに報いる現世代の役割であり、
併せて次世代にバトンを渡す役割も同時に担っているということを改めて認識したい。
高齢者対策・防火・防犯・安全パトロールに、新たに加わるこの空き家対策プロジェクト。
万民にふりかかるという観点から、決して見過ごせないという状況が理解できよう。
地域の繁栄は、地域の住民自ら築くという事。家庭も地域も会社組織にも当てはまる構図です。上手く行かない事が「いけない」ということではありません!!
この課題に対してどう取り組むか、人はDNAの中にその知恵を受け継いでいる。。。。