散弾銃を所持しているのですが、アパートの入居は可能ですか?!
ライフル銃・散弾銃・空気銃
ご来店のお客様から、「散弾銃(銃砲)を所持していますが、アパートの入居は可能ですか?!」との相談を頂きました。
その段階で感じる事・・・
「管理意識の高い方」「周りの方々への配慮を気にされる方」「法令順守意識の高い方」等の印象を受けるものです。
日本国内で銃の所持許可が許されるのは「標的射撃(クレー射撃)」「有害鳥獣駆除」「狩猟」の目的を以ってのみ。銃砲刀剣類所持等取締法によって規制されています。
南砺市クレー射撃場 → https://nanto-shootingrange.jp/
銃砲刀剣類所持等取締法 → https://www.npa.go.jp/policies/application/form/14/index.html
ご相談者からは、大東建託さんで相談したら、「当社規定では契約書にも記載しておりますが、室内への持ち込み・管理・保管は禁止させて頂いておりますことをご了承下さい。」とご回答頂いたとのこと。
大東建託さまの当社ご担当者にも改めて見解を伺ったが同様の回答を頂きました。
当社窓口対応として
当社の見解では、他社様同様に危険物等の持ち込みに対し規定をしてますが、銃砲刀剣類所持者について室内での保管を禁止しておりません。無許可での持ち込みは禁止しています。
(むしろ、生活圏内での支配下に置くべき事項)
所持許可証の確認をさせて頂き、物件オーナーの了承を頂きその他通常の入居審査をさせて頂いた後にご入居を頂いております。
相談者からの情報・・・・
*銃砲所持者は1年に1度管轄の警察署(生活安全課)に検査を受けに行きます。
*ガンロッカーの固定及び、ロッカー内には鎖(くさり)で別途固定施錠、装弾の保管も居室内の別の個所での固定保管。場合によっては銃砲店に保管を依頼することも可能。
*管轄警察署からも定期的(3年に1度)に保管状況の確認に見えられる。(パトカー🚔では来ない。)
*固定ロッカーのカギの場所は同居家族にも言わない。
*ガンケースでの持ち運びの順守。(銃本体が目に映る運搬は固く禁じられている。)
等の保管者義務事項を教えて頂きました。
早速、砺波警察署の生活安全課に問い合わせてみたが、全てその通りとの確認が取れ知識を深めました。
先ずは相談から・・・
アパート管理業務・入居募集業務に於いては、管理業者自身が知識を深め、入居希望者にご理解を頂きながら関わらせて頂く事を学んだものです。
今回の相談者は、ご結婚を控えたお二人でのご相談でしたが、互いの理解と正確な知識と判断はどの局面でも大事だとそれぞれの立場で感じたものです。
先ずは相談から・・・
引き続きどうかよろしくお願い致します。
㈱米道銃砲火薬店 → https://teppouya.com/