高齢者ドライバー 「運転免許証返納」普段の会話から☆彡消防団年末警戒での一コマ
話す機会に恵まれてます・・・
年末のこの時期は 消防団による年末警戒が実施される時期でもあります・・・
12月21日から12月31日まで夜8時~10時頃まで、担当役割日程にもとづき地区内を消防ポンプ自動車で巡回啓蒙活動を行うものです。
消防団活動の中でも一番良い点は地域内でのコミュニケーションを日常的に交わせる事が大きなポイントだろう。20代から50代までの団員が自警団として集うもの、2人以上が集うと会話が成立するもの・・・
そんな中で出た話題が「高齢者の運転免許」について・・・
人は立場により役割が変わり、また問われるもの。
痴呆気味の親を持つ団員のコメント。
ある日、朝から母親の姿が見えなくなり、足取りをたどり近所を探し歩いたが見つからず、範囲を広げさらに探すも見当付かずいよいよ警察署・消防署に連絡をせねばならないと判断し家路ついた夕刻暗がりに、以前親が世話になった方の家(空き家)の除雪をしておられ、発見できた🎯
80歳を超え痴呆の雰囲気を持たれる高齢者を親に持つ家族としてはとても心配になるのは当然☆彡
一番心配になったことは、「人身事故を起こし人様にご迷惑をかけたら取り返しがつかない」という事。
普段から「免許自主返納」の会話をし続ける事
「何もなかったから良かった」に他ならないが、教訓として受けた事は、普段から「そろそろ免許返納」という会話をしておくという事。
永く慣れた運転をとても当たり前の行動パターンに、なかなか歯止めをかけられないのが現実。
「自分はまだまだ大丈夫」とは自分がその歳になって感じる事なのだろう・・・
高齢者だけに絞った話ではないが、明らかに運転能力が低下するのは誰もが認識する処。
お陰様で長寿社会が益々広がる中、一番大きな課題がこの「免許返納」のハードルと捉えたい。
人生の終盤を迎え・・・
人生の終盤を迎え、他人様・家族を末代まで不幸にさせる状況に、「何もなかったから良かった」と済ませるわけにはいかないという認識を、消防団で改めて感じさせられた・・・
年末にあたり、改めて交通安全・防火・防犯に努めたい。
全ては自己責任。習慣が結果をもたらすもの・・・
改めないといけない課題がたくさんあります。